ブログ開設から約1年
このブログを開設してから約1年(11ヶ月)が経過して、各投資の月次報告が1年分貯まったので、時期的には中途半端ですが1年間の投資結果を振り返ってみたいと思います。私が運用しているのは、トラリピ、トライオートETF、不動産、太陽光発電です。トライオートFX(TRY/JPY)も運用していましたが、約3ヶ月でロスカット(マイナス約17万円)されて終了したので今回は除きます。このブログ運営もまだ収益化できていないので除きます(笑)投資種類別の1年間の利益
投資種類別の1年間の利益です。確定申告の納付金・還付金や節税効果等の細かい部分は算出が難しいので除いています。シンプルに毎月入ってきた金額から出ていった金額を引いたキャッシュフローで、評価損益も考慮していません。トラリピ | トライオ ートETF |
不動産 | 太陽光発電 | 合計 | |
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'21年9月 | +25,353円 | +11,208円 | +55,907円 | +64,889円 | +157,357円 |
10月 | +53,884円 | +48,834円 | +44,214円 | +34,686円 | +181,618円 |
11月 | +56,669円 | +100,191円 | -532,505円 | +41,321円 | -334,324円 |
12月 | +43,967円 | +56,290円 | -395,543円 | -167,471円 | -462,757円 |
'22年1月 | +39,542円 | +12,799円 | -141,182円 | -25,863円 | -114,704円 |
2月 | +55,072円 | +14,754円 | +175,140円 | -46,565円 | +198,401円 |
3月 | +113,081円 | +43,859円 | +63,475円 | -31,447円 | +188,968円 |
4月 | +47,983円 | +881円 | -162,905円 | +7,990円 | -106,051円 |
5月 | +33,491円 | +2,848円 | +126,604円 | +20,250円 | +183,193円 |
6月 | +161,238円 | -3,775円 | +41,496円 | +53,824円 | +252,783円 |
7月 | -20,366円 | +4,859円 | -9,295円 | +23,258円 | -1,544円 |
8月 | +25,002円 | +3,710円 | -10,641円 | +12,428円 | +30,499円 |
合計 | +634,916円 | +296,458円 | -745,235円 | -12,700円 | +173,439円 |
投資種類別の1年間の感想
【トラリピ】
2022年9月時点の元本は480万円、預託証拠金は約560万円です。2021年11月の利益を比べるとトラリピはトライオートETFの半分くらいで「トラリピは利益率低いな・・・」と感じていました。しかし、2022年1月になるとトライオートETFのナスダック100トリプル(TQQQ)が暴落。その間もトラリピは安定して利益を出してくれていたのでとてもありがたかったです。ところが、そのトラリピも2022年3月に急速な円安が進み、2022年4月以降は20年ぶりの円安水準となり、ロスカットが心配されるような証拠金維持率になりました。その後、クロス円の設定を止めるなどして証拠金維持率をなんとかキープしているような状況です。
クロス円のクソポジを年内に一部整理(損切り)して、引き続きメインで運用していこうと思います。
【トライオートETF】
2022年9月時点の元本は210万円、証拠金預託額は約250万円です。前述のとおり、2022年1月にナスダック100トリプル(TQQQ)が暴落して含み損が大きく膨れ上がる事態になりましたが、やはり2021年11月のような爆益を経験すると今後も期待せずにはいられないです。
今はロスカット価格10ドル以下に調整しているので安心して運用できています。現在は米国の株価回復を待つしかない状況ですが、数年後に期待して運用を続けます。
【不動産】
2021年10月に1部屋解約があり、それだけでも原状回復工事費等でツライ状況だったのに、度重なる家賃滞納でしばらくは資金繰りが大変でした。2022年4月にようやく満室になりましたが、この状態が数年続いてやっとこの1年のマイナスをカバーできる感じです。唯一救いだったのが、日本政策金融公庫の新型コロナウイルス感染症特別貸付を受けられたことでした。前述の家賃滞納が、入居者様の説明によるとコロナによる収入減が理由とのことだったので特別貸付の対象になりました。実際は借金が増えただけですが、手元資金が増えて気持ち的には安心できました。なお、9月に入ってすぐに4ヶ月相当分の滞納(24万円)が解消されましたので、マイナスは実質50万円くらいでした。原状回復工事(72万円)が無かったらプラスなので、この先解約(退去)がないことを祈ります。
不動産については6月に大手不動産会社と媒介契約を結んで売却に動き始めました。売却できたら不動産投資からは卒業の予定です。もし売却できたとしても期待するような売却益は得られなそうですが、損切りと考えて進めていきます。
【太陽光発電】
季節による変動は想定内なので気持ち的には不動産より安心して運用できました。しかし、このブログを開設する前の2021年6月の話ですが、ブレーカーが落ちて5日間も発電できないというトラブルがありました。6月は季節的に発電量が多く、天気も悪くない5日間だったので3万円~4万円の損失でした。発電されていないことに気付いてすぐに管理会社に連絡したのに、対応してもらえたのが連絡から4日後で、強い憤りを感じたのを覚えています。太陽光発電については、既に消費税還付金を140万円(諸経費控除前)くらいもらっているので、その後は大赤字にさえならなければ良いという気持ちで運用しています。今年は除草を行いませんでしたが、除草には4万4千円かかるので、除草を行う年はマイナスが増える見込みです。太陽光発電投資はやることが少ないので、前述のようなトラブルの損失を最小限にするために管理画面のチェックだけ怠らずに運用を続けていきます。
まとめ
タイトルの「何が一番儲かった?」の答えとして、実現利益は断トツでトラリピになりますが、投入した資金が大きいことと、含み損も膨大なのではたして「儲かった」と言えるのか(笑)実際は全ての投資があまり儲かっていない状況なので、今後に期待をしてコツコツと運用を続けていくしかないと考えています。振り返ると「2021年は良かったな・・・」とつくづく思います。また、これから投資を始めようとしている人も羨ましいです。今以上に円安や米国の株価下落が進む可能性ももちろんありますが、少なくとも現時点でクソポジをたくさん持ってしまっている私よりは良い時期にスタートできるでしょう。
もし今からやり直せるとすれば、「トラリピ」「トライオートETF」「ユーロズロチ」を主軸にすると思います。不動産投資は正直言うと後悔していますし、太陽光発電は今は順調ですが20年という長期で考えると設備等のトラブルが心配だからです。逆に言うと「トラリピ」と「トライオートETF」は今からやり直したとしても取り入れると思います。ただし安全設定で(笑)
トラリピを今から始めるとすれば、鈴さんの自分年金をアレンジせずにその通りに運用するか、あっきんさんの2代目30万チャレンジにすると思います。
トライオートETFを今から始めるとすれば、TQQQの設定を持っていればTQQQで運用しますが(現在は新規設定不可)、持っていなければ鈴さんのFAS戦略にすると思います。FAS戦略は0ドルの暴落まで耐えられる設定なので安心して運用できそうです。
資金の都合で私は運用していませんが、今から投資を始めるとすれば、ユーロズロチも運用すると思います。Twitterでユーロズロチのスワップ報告を見るととても羨ましくなります。ただし、2022年5月に5.0超まで急騰したのを見ていることと、月足で見るとじわじわ上昇していることもあるので、4.80以上だけにするかなと思います。
以上、1年間の投資結果のまとめでした。これから始めるのであれば不動産投資や太陽光発電投資よりは金融投資の方が個人的にはおススメです。不動産投資や太陽光発電投資は簡単に試せるようなものではないと思いますので、このブログが誰かの参考になると嬉しいです。最後までお読みいただきありがとうございました。